Soli Deo Gloria J.S.Bach (概要のみ)


Soli Deo Gloria  J.S.Bach J.S.Bach

「Soli Deo Gloria J.S.Bach 」〜20枚組4,580円で購入しました。(c)2000となっているから、以前から出ていたと想像されます。ほかのHistoryの相場からいっても、そう安くないので、もっと安く手にはいるのかも知れません。膨大なので、収録紹介のみ。


204590-308 CD1-2

無伴奏チェロ組曲 第1番〜第3番(1936-38年)
カザルス(vc)

ギター小曲集(1927-35年)6曲
セゴヴィア(g)

無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1・3番(1935-36年)
メニューイン(v)

 収録的に中途半端だけれど、カザルスもメニューインも購入予定はなかったので、これはこれで個人的にはありがたい。カザルスは重厚すぎ、メニューインは晩年とある意味変わらないが、美しく爽やかな印象有。技術的にもしっかりしている。オリジナルを知らないのでなんともいえないが、音質は悪くないのでは?カザルスのはやや音が軽いでしょうか?


204581-308 CD1-2

平均率クラヴィア曲集第1巻・第2巻(途中迄)
エドウィン・フィッシャー(p)

 1933-36年録音の有名なもの。ワタシはLP時代愛聴(というより愛蔵)しておりました。国内盤の「赤盤」でした。早めのテンポで、淡々とした感じがなかなかなんです。

204582-308 CD1-2

平均率クラヴィア曲集第2巻(途中から)
エドウィン・フィッシャー(p)

パルティータ 変ロ長調BWV825(1947年)
リパッティ(p)

イタリア協奏曲(1943年)
ミケランジェリ(p)

小曲集4曲(1934-47年)
ホロヴィッツ(p)

 ミケランジェリもリパッティの音源も既に所有。ホロヴィッツもあったかもしれない。各々それなりに有名な音源。


204587-308 CD1-2

マタイ受難曲 BWV244(1941年)
ラミン/ゲヴァントハウス管弦楽団/聖トーマス教会合唱団/ゲヴァントハウス合唱団員/レムニッツ(s)/ベックマン(a)/エルブ(t)/ヒュッシュ(br)/シュルツ(b)

 EMI原盤のはず。CD2枚に収まっているから、伝統的カットがあるのでしょう。音質は想像以上に良好で、すっきりとした語り口は1970年のマウエスベルガー盤よりむしろ現代的か?と思います。


204585-308 CD1-2

ゴールドベルク変奏曲 BWV988(1933年)
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903(1935年)
イギリス組曲第2番イ短調 BWV807(1935年)
フランス組曲第6番 ホ長調 BWV817(1936年)
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第3番ホ長調 BWV1016(1944年)

ランドフスカ(cem)/メニューイン(v)

 チェンバロの復刻に偉大なる足跡を残したランドフスカ。いまとなっては、そうとう鳴りの良い金属的な音色だけれど、それはそれとして拝聴すべき歴史的録音。針音も盛大だけれど、許容範囲だと思います。


204588-308 CD1-2

ブランデンブルク協奏曲全曲 BWV1046-1048(1949年)

ライナー/アンサンブル・ド・ソロイスツ

 おそらくはUSAで録音された驚きの音源。米コロンビアの歴史的録音でピッツバーグ響の主力メンバーによる、とのこと。晩年にこういった録音はなかったし、まさかBach がレパートリーに入っていようとは・・・・・・。音質もまぁまぁだし、引き締まって現代的なスタイルは録音年代を忘れさせます。

204589-308 CD1-2

管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV1067(1946年)
ライナー/ピッツバーグ交響楽団/カラテルリ(fl)

管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068(1944年)
クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィルハーモニー

イースター・オラトリオBWV249(1948年)〜シンフォニア(ホイットカー編曲)
サージェント/リヴァプール・フィルハーモニー/レオン・グーセンス(ob)

ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042(1933年)
ヴァイオリン協奏曲第1番イ長調 BWV1041(1936年)
メニューイン(v)/エネスコ/パリ交響楽団

2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043(1945年)
ブッシュ/マグネス(v)/ブッシュ室内管弦楽団

ピアノ協奏曲第4番イ長調 BWV1055(1936年)
フィッシャー(p)/エドウィン・フィッシャー室内管弦楽団

 1枚目の音源が珍しい。ライナーは相変わらずの集中力だけれどスケールは大きい。クナは少々音質が落ちます。演奏は、ま、想像通り。若きメニューインは無伴奏の時と同じ印象で、この人のピークの姿がここにあります。ブッシュのヴァイオリンは高潔。フィッシャーの演奏スタイルには、少々ついていけないくらいの違和感があって、美しいがBach とは縁遠い「色気」を感じます。


204583-308 CD1-2

フーガの技法 BWV1080全曲(1949年)
シェルヘン/ベロミュンスター放送交響楽団

 先に「20世紀のマエストロ」40枚組に抜粋が収録され、欲求不満に陥っていた音源全曲。シェルヘンには1965年録音/ウィーン交響楽団・放送管のメンバーによる(UNIVERSAL MCD80352)録音もありました。音質良好。多彩でわかりやすい演奏です。


204584-308 CD1-2

トッカータとフーガニ短調 BWV565
コラール「装いせよ、わが魂よ」 BWV.654
プレリュードとフーガ ト長調 BWV.541
バビロンの流れのほとりに BWV.653
フーガ ト短調 「小フーガ」 BWV.578
プレリュードとフーガ へ短調 BWV 534
プレリュードとフーガ イ短調 BWV.543
キリストを我ら讃えまつらん BWV.611
プレリュードとフーガ ハ長調 BWV 545
最愛のイエス、 われらここにあり BWV 731
プレリュードとフーガ ホ短調 BWV.548
われらの救い主なるイエス・キリストは BWV.665.
おお罪なき神の子羊よ BWV.656

シュヴァイツァー(or)(1935〜37年)

 ノーベル賞(平和賞だったっけ?)を受賞したシュヴァイツァー博士(この人、お医者さん?研究者?神学者?)の有名な録音。今の若い人は知らんでしょうなぁ。1967年に亡くなっているし。初めて聴きました。意外とフツウっぽいというか、大人しい演奏でしょうか。「間」が足りない。音質もオルガンには少々不利か?


204586-308 CD1-2

マニフィカト ニ長調 BWV.243(1949年)
ライトナー/アンスバッハ・バッハ週間ソロイスツ/シリング(s)/ピッツィンガー(a)/マルテン(t)/グロシェル(b)

カンタータ 《心と口と行いと生きざまもて》 BWV 147(1931年) 〜主よ、人の望みの喜びよ(英語版)
スコット/バッハ・カンタータ・クラブ管弦楽団・合唱団/レオン・グーセンス(ob)

カンタータ 《われは足れり》  BWV.82 (1950年)
バーナード/フィルハーモニア管弦楽団/ホッター(br)

歌曲 5曲(1950年)(調べるのがメンドー臭い)
スゼー(br)

宗教曲からのアリア9曲(1929-46年)(調べるのがメンドー臭い)
マコーマック(t)ほか多数

 曲名クレジットを見ていただけばわかるように、まだ聴いていません。というか、曲名も真面目に調べていない有様。悪しからず。


 オールド・ファンにはお馴染みの音源もあって、ダブリが出る可能性も高いが、ワタシはたまたまほとんどCDでは所有しておりませんでした。(LP時代持っていたものは有)かなりお安いので、目に付いたらぜひ購入されることをお勧めします。(2001年11月2日)


【♪ KechiKechi Classics ♪】

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written by wabisuke hayashi