Meisterwerke der Sinfonie(ARTE NOVA)


Mozart
交響曲第41番K551より「アレグロ・ヴィヴァーチェ」
G.A.アルブレヒト/シュターツカペレ・ヴァイマール

Beethoven
交響曲第5番 作品67より「アレグロ・コン・ブリオ」
ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団

Schubert
交響曲第7番「未完成」より「アンダンテ・コン・モト」
カイテル/プットバス音楽祭管弦楽団

Berlioz
幻想交響曲より「舞踏会」
リーパー/グラン・カナリア・フィルハーモニー

Mendelssohn 
交響曲第4番「イタリア」より「アレグロ・ヴィヴァーチェ」
ポープル/ロンドン・フェステゥヴァル管弦楽団

Brahms
交響曲第1番 作品68より「ウン・ポコ・アレグレット・エ・グラツィオーソ」
マンデール/ブカレスト・エネスコ・フィル

Tchaikovsky
交響曲第6番「悲愴」より「アレグロ・グラツィア」
フリードマン/ロシア・フィルハーモニー

Dvora'k
交響曲第9番「新世界より」〜「ラルゴ・ウン・ポコ・モッソ」
リーパー/グラン・カナリア・フィルハーモニー

Mahler
交響曲第5番より「アダージエット」
リーパー/グラン・カナリア・フィルハーモニー

ARTE NOVA  74321 67500 2  無料サンプル

 世の中、タダほど高いものはない。コレ、無料サンプルとはいえ、某地方都市の気骨あるレコード屋の親父がくれたもので、ここの店では相場の40%増くらいで廉価盤を(義理で)買っているから・・・・でも、それも大切な文化貢献活動の一環でしょう。

 閑話休題、いわゆる交響曲好き日本人向けのサンプルでしょうか、種々雑多、有名無名取り混ぜての演奏家が「おいしいところ」を演奏しております。正直Beethoven の第5番、Brahms の第1番がダブリ。曲は一般的だけれど、演奏家は興味深くも、珍しいものが多いんです。

 シュターツカペレ・ヴァイマールって、来日してましたよね。ネーミング的に魅力的で、いかにも歴史ありそうで旧東ドイツで・・・って、手許に数枚のCDもあります。響きはジミで、機能的ではない。でも個性不足か。提示部繰り返しが嬉しい。ジンマンは言わずもがな。でも、初めて聴いたときの衝撃的な鮮度はやや薄れたかな?弦に芯が足りないか。ホルンや木管はほんとうに美しい。スッキリ、威圧感のない快速演奏。

 「プットバス音楽祭」ってどこ?はっきり言って「未完成」って、どんな演奏でも素敵に感じて、ここでも小編成の清潔さが印象的。グラン・カナリア・フィルはたくさん録音が出ていて、意外なほどアンサンブルがしっかりしていました。リーパーは穏健派だけど、粋でしっとりとした「舞踏会」ですね。明るくて、美しいオケ。

 ポープル率いる「ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団」は、PILZ系音源に出ている怪しげ団体とはべつものの、ちゃんとした常設団体です。NIMBUSとかASVとかにもたくさん録音があって、いきいきとした、ハズむようなリズム感と歯切れの良さが売り物です。「イタリア」こそピタリ。問題は次です。

 マンデール/エネスコ・フィルは、出て即交響曲全集を購入しました。(高かった@1,000かな?)コレ、雰囲気あるんです。暗鬱とした、粘着質な、重量感もあります。でも、鳴らないオケだねぇ。全曲聴いたら、ドヨ〜ンと落ち込みそう。フリードマンの「悲愴」は初めて聴く団体。ま、この曲、あまり好きじゃないけど、意外とちゃんとした美しいアンサンブルで、これだったら揃えてもいいかもね。

 「家路」〜再びグラン・カナリア・フィル登場。「肺腑をえぐるような演奏」とはいかないが、清潔感があります。有名なる「アダージエット」には、濃厚なる官能性を期待したいが、この落ち着いた静けさも悪くない。

 サンプラーもこのくらい収録していただけると、やや歯応えがあって楽しいもんでっせ。 (2002年12月20日)


【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi