独言ひとりごと

せっかくのHPなので、なにかたまには言っておきたい(2003年5月5日)  

 ひとり息子が出ていって(別に家出したわけではないが)一ヶ月、ようやく女房も落ち着き、静かな毎日を過ごしております。食費激減!サンプルでもらってくる菓子やら飲料やらも、息子やお友達がいなくなったので、必要なくなりました。こうして人生は晩年を迎えていく・・・・って、まだ40台中盤なのに。

 息子の大学は広島県下の山の中で、できれば温泉などあってほしかったが、たんなる「山ん中」であって、物珍しいことはないんです。ああ、ただ有名なる日本酒の生産地ではある。一番近い酒造メーカーが「桜吹雪」〜ああ、こりゃ素晴らしいネーミングだ。遠山の金さんね。一度ご賞味したいもの。昼に食った「究極のつけ麺」とやらも、究極にマズい。大失敗。

 な〜んもないところだし、岡山まではそんなに遠くないからGWは帰ってくるのかな、と思ったら現地に留まると。で、あればこちらから出掛けるしかない。広島は週に一回出張しているし、比較的ご近所に訪問すべき取引先もないではない。で、行って参りました。詳細は拙音楽日誌(2003年5月)にて。

 5月3日にちょっと家族三人で、息子居住地周辺をドライブしてみました。ワタシはその前日、息子と飲んでいたし、そのまた前日にはお客様とそうとう激しく飲んでいたので、ちょっと胃腸の調子がよくない。「究極のつけ麺」のせいもあろうか?(あとで気付いたが、風邪の初期症状だったみたい)ドラッグ・ストアで胃薬を求めました〜「一番安いやつ」と。

 もともと「鋼鉄の胃袋」を誇って、胃腸は丈夫な方だから(だから太る一方)本格的なクスリじゃなくていいんです。安けりゃね、家にも在庫があるし。で、ああ有名なる「太田胃散」の缶が目に入りました。なじみの紺と白のストライプ〜ところがその隣に、よく似たグリーンと白のストライプの缶が〜しかも200円ほど安い。

 「胃がス〜ッと元気になる」「芳香性健胃制酸剤」「生薬配合」「粉末胃腸薬」「胃弱・食欲不振」「食べ過ぎ飲み過ぎ」〜ずらずらと仰々しく効能が表示されているが、肝心の商品名が見えない。怪しい。怪しければ買わざるを得ないのが、ワタシの性癖。これは「太田胃散のパチもんなんじゃないか?」と。

 で、買いました。太田胃散に比べると、粉末の色が茶色っぽいんだね。使用感は「太田胃散をやや弱くした」みたいな感じ。いいんじゃないの。肝心の商品名ですが、よくよくみると側面に小さく、ちいさ〜っく「商品名 全国胃散」〜全国胃散株式会社と。奈良県の製薬会社みたいです。(ホームページ見つからず!)もしかしたら、業務用では有名なのかも。

 それにしても「全国胃散」というネーミングはいかがなものか。「世界胃散」くらいでいってほしかったね。ワタシ、学生時代からこういう「パチもん」系(といっては失礼だが)が大好きで、わざわざそういうのを選んでおりました。音楽でもその方向を貫いております。

 


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