独言(ひとりごと)ワタシのサイトには老若男女(善男善女)が結集していて、危ういことはなにもないが、ま、結局管理者の性格を知らずに反映しているのか、ワタシと同世代の中年サラリーマンが圧倒的なお客様。たま〜に女性もいないではないが、東京出張時に集まって飲んでも、じつに安心安全な「出会い系サイト」(中年おっさんの〜うーむ怪しい)なんです。 ところで世の中物騒で「出会い系サイト殺人事件」とか、いろいろ話題になりましたよね。ところでこの(真)「出会い系サイト」とというのがわからない。仕組みがどうなっているのか?そんなカンタンに人妻(嗚呼、美しい日本語)とお近づきになれるものなのか?なんせ純情中年なんで、経験がない。謎は深まるばかり。 ちょっと違うと思われるが「テレ・クラ」というのもどんなものか、まったく知らない。システム・仕組みも。なんやら個室に待っていて、女性からの電話を待つんでしょ?ほとんどサクラかプロじゃないの?とか、想像しているんですけど、どうなんでしょ。 ところがね、ある日読者からメールをいただきました。(匿名で発表!女性です)ナントその方は「出会い系サイト」でアルバイトをしていたとのこと。べつにエッチなことをしていた、ということではなくて、驚愕のアルバイト内容で「ほぇ〜っ!」てな感想です。以下、ご報告。人生いろいろ勉強です。
今年の冬頃近所の「○●○ネットワーク」とい う会社でインターネットが好きな人大募集っていうのをやってた ので、時給1000円だし行ってみたの。 そしたら、ケータイの出会い系サイトのメール書きの仕事だったの。感心するくらいよくで きてるシステムで、日本全国の下心ある男性に、サクラのメール 書きをするというものなんだけど、同じ文章で一度に何十人もの 男性に一斉に発信するわけ。 自分で女性のキャラクターを考えて、メールのやり取りの文章も あらかじめ 10個くらい考えておくわけ。相手からどんな返事が来 ようが、無視してテンプレートに従って送信するの。だって、 1 時間に100人にメール送らないと、時給1000円にならないから。 例えば、「美子28歳、夫は長期出張中、子供はいません。淋しいの で誰かお友達になってくれませんか?」「あなたのプロフを知り たいな(はーと)。私は松島奈々子に似てるって言われます(笑) 自分ではそう思ってないんだけど。」とか。 こんな女性のキャラクターを10個くらい作って、それに合わせて メールもあらかじめ書いて用意しておくという、結構大変な仕事 だったんだけど、その仕事をやってる人のほとんどが男性だった のよ。 女性も中にはいたんだけど、9割は男性。40代のおじさんから学生 さん風まで、いろいろいました。で、返ってきた返事を見て笑っ てるの。 職場のその異様な雰囲気にたじろいで帰ってきたんですが、こん なのに騙される男がいるんだなあ。可哀相に。結構お金がかかる らしいですね、男性は。 この時も思ったんです、バカだなあ、男ってばかだなあ、何でわ かんないのかなあ、でもわかんないよなあって。
おお、なるほど!寂しきオトコが優しい女性を求めてメールとか、書き込みする訳ね。で、例えば(文書上)若く美しい「麗羅ちゃん」が「うふん・・・」とかいう雰囲気でお返事下さっても、それはバーコード1:9わけの脂ぎった中年おっさんである可能性も大。おぞましい。 そこまでして女性のお友達が欲しいの?嗚呼、オトコって哀しい動物ですね。情けない。ちなみに呉々も言っておきますが、ワタシはそんなのに手を出したことはありません。世の中不況だと、いろんな商売できまんなぁ。
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