独言(ひとりごと)ま、年齢的に誤解されやすい世代ではあるが「忘れ得ぬ快感」というのは、そーいう(どういう?)ものではありません。散髪、床屋さんのことね。ワタシはあんまりお洒落じゃなくて、髪をいじったりとかしないほうで、ヘアドライヤーも使ったことなし。お陰様で、まだ髪も薄くならないし、白髪も少ない〜ほとんどないほうなんです。 じっとしているのがダメだし、自分の髪型如きに手間とカネを掛けるのもバカらしいから、岡山に越してきてからは「整髪のみ10分1,000円」専門でした。ま、こんなもんでっしゃろ。思いっきり刈り上げて、短くするのが好き。休みの朝思いついて、さっと行って、さっと済ます。これですよ。で、先日のこと・・・・・ 週末の休日出勤が続いていて、髪が伸びてじゃまなまま徳島に出張有。お客さんとお店回りなんかして、ホテルに入ったのが夕方5時くらい。夜の酒席が準備されていて、6:30ロビー集合とのこと。ま、四国は一昨年のワタシの縄張りですからね、行きましたよ床屋さんに。 徳島駅横の商店街で「2,000円」〜へえ、安いじゃん。洗髪も顔剃りもしてくれるんでしょ?二席しかない小さな店でね、10分くらい待たされました。で、「お待たせしました」と・・・・結論、6:20迄(残念ながら時間切れで途中省略有)「忘れ得ぬ快感」にまったり溺れましたね。これ、この値段だったら2週間に一回行きたい。 もうとことん詳細に細部まで髪切ってくれるのは当然〜髪をていねいに洗ってくださるのも当たり前(これまさに頭皮マッサージね)、でもいつもは「整髪のみ10分1,000円」でしょ。いやもうマッタリと眠くてね、顔剃りの行程でほとんど意識失いましたよ。で、ヒゲ剃ってもらってモーローとしていたら、えも言われる快感が更に更に。 半覚醒状態で、もちろん目をつぶっていたから、いまだに実体が理解できない快感。顔になにか塗ってくれるんですよ。まったくの想像だが、むかし父親が使っていた「丹頂チック」(スティックタイプのりの親玉みたいな形状)の出ている部分ね、あれを適度に加熱して、やや溶かして、まんべんなく顔に塗り付けてくれ(?)て、そのあと顔面マッサージ〜もうトコトン。 そのやや熱く、温く、ヌルっとした感触、もっの凄くキモチヨロシ。もしかして、女性が好む「エステ」ってこんなかんじ?ワタシ、髪でもそうだけど、顔にもそんなクリームみたいの付けたことはなくて、ま、肌はいつも荒れ気味で弱くて、ほんまはちゃんとお手入れしなくっちゃ行けないんでしょうね。結果、いつもはガサガサの肌もツルツルぴかぴかに。 仕上げは20分に渡るマッサージ(って、隣のおじさんを見ていたので知っているが)。おお、もうこれで・・・・というところで時間切れ。残念。いや、人生発見ですね。それ以来、女房が使っていない乳液を一瓶もらったり、次の床屋はどこにするか・・・・と、期待は高まるばかり。
●本で聴く音楽−▲top pageへ |