独言(ひとりごと)音楽に関する「格言」を作ってみました。いい加減でウソっぽいのはいくらでもできまっせ。 「KechiKechi Classicsは三文の得」 〜「KechiKechi Classics」など見ても、しょせん三文(いくらくらい?3円ほどか)の得くらいにしかなりえない、という意。ま、インターネットを見て儲けようと考えるのが間違いでしょ。でもね。 「廉価盤買いの銭儲け」 〜いままで3,000円くらいのクソ高いCDばかり買っていたが、「KechiKechi Classics」の悪影響で「1,000円盤に手が出ない」という状況に至っているいる人も。でも、結局たくさん買っちゃうから、ほんまに 儲けているかは疑問。さらに。 「亭主喜ぶほどに、女房機嫌悪し」 〜平和な家庭は「山の神」が支えている。しかし、少々口うるさいのが玉に瑕。なぜ、自分の小遣いで買っているのにイヤミを言われねばならぬのか・・・(涙)。 「巨大全集の道も一枚から」 〜「どうせこんな全集買っても聴かないんでしょ?」・・・って、そういう傾向はたしかにあります。でも、一枚一枚聴いていくしかない。やがて、途中でCDの存在そのものを忘れ、いつの日にか「こんなん持っていたのか」と驚愕したりする。 「すべての道はBACHに通ず」 〜BRILLIANTの全集は欲しかったなぁ、でも、順繰り出た順にかなり買っちゃったので買えませんでした。行き詰まったらBACHですよ。 「録音恨んで演奏恨まず」 〜メジャーではEMIとかね、コンサートホールなんかも泣けますね。セルなんか、もし英DECCAの専属だったらイメージ全然変わったでしょうね。時々、怪しげ歴史的録音復刻でも遭遇する事象でした。 「寄らばカラヤンの影」 〜有名で高いの買っておけば間違いないやろ、という安易で憎むべき思想。「カラヤン」を「ショルティ」に、または「バーンスタイン」に、ほか様々ヴァリエーション有。まず、先入観をなくしましょう。 「ふるきをたずねて新しきを知る」 〜説明の必要なし。歴史的録音はほんまに凄い。メンゲルベルクなんて、もう驚愕の連続。しかし! 「捨てるCDあれば、拾うCD有」 〜ま、中古屋にはいろいろあります。かなりの比率で「寄らばカラヤンの影」風のお客が売っていったのか、隠れた名盤が安く手にはいるのはありがたい。 「神は細部に宿る」 〜一見フツウだが、じつは優秀なオケが自発性を発揮して細部まで配慮が行き届いた演奏〜これこそが真の名演奏です。どうも、異形なる表面的な個性のみを(そのなかに更に奥がある場合もあるが)喜ぶ風潮があって、いけまへん。ま、そんな目くじらたてず・・・ 「クラシック音楽は寝て聴け」 〜あまりの気持ちよさに眠くなったり、リラックスしたり。そんな音楽が一番幸せでしょうか。でも、あまりのツマラなさに居眠り・・・というのもあり得るから注意しないと。では、最後に 「書き込み多くして、音楽空を飛ぶ」 〜ウチのBBSは書き込みが多いし、論議がかみ合っているからオモロイ。タマに他のBBSを覗くけど、凄く楽しいのと、勝手に近況を書き込んでいるだけのパターンもあって、ま、さまざまです。音楽が空を飛ぶようにいきいきと語られるのか、それとも地に足着かない「空論」なのかは微妙ながら・・・いつもいつも感謝。(2002年5月25日) 「天は音楽の上に音楽をつくらず」「音楽に貴賤なし」〜説明不要。
●本で聴く音楽−▲top pageへ |