独言ひとりごと

せっかくのHPなので、なにかたまには言っておきたい(2001年5月11日)  

 ワタシは温泉好きです。子どもの頃から北海道の洞爺湖温泉、登別温泉に良く行っておりました。転勤で3年間住んだ博多もなかなかよい湯の出るところで、また、車で一時間くらい走ればいくらでも立派な温泉に行けたものです。

 岡山も山側に行けば有名な温泉は有。(行ったことはないが)2000年度は仕事が四国担当だったので、松山の宿泊はいつも道後温泉でした。お正月は毎年、北海道の両親の「温泉付き住宅」に行きますし、ことしは洞爺湖温泉にも訪問。(既に掲載済)

 2001年度は担当替えで山陽道担当に。宿泊出張コースとしては山口〜広島(またはその逆)。4月はさすがにまだ引き継いだばかりで、スケジュールが上手く調整できずに岡山から山口に行って帰って、一日おいてまた広島・・・・なんて数回繰り返したが、ようやく連休明けに湯田温泉に宿泊しました。で、そのお話し。

 湯田温泉には3月末にちょっと大きな行事の応援で3泊ほどしたものの、泊まったのはあてがいぶちのビジネス・ホテル(それでも温泉浴場付きだが)。ワタシ、自宅よりキタナイようなホテルには絶対に泊まりたくない。少々がっかりで、それでも職場の友人と飲みに外に出ると、海の幸もなかなかおいしいもの。山口は物価も安いし、「こりゃ期待できるかも」と思っておりました。

 今回は、インターネットで検索して某温泉旅館・一泊6,500円(食事なし)を予約。仕事先から夕方タクシーで乗り付けると、入り口はなかなか立派じゃないですか。ところが、部屋に案内される途中からもうヤバい感じ。カビ臭いんです。ロビーの奥から二階に進んでいくと、監獄?(やや高級な。経験ないが)といった雰囲気がおぞましい。

 不潔でもないし、日当たりも悪くない和室だが、古臭い、陰気臭い。部屋のトイレも汚くはないが、便器の型が異様に旧くてある意味なつかしいか?もう誰も使わないだろう部屋電話も、逆にオークションに出したら人気出そうな骨董品。テレビにアダルト・ビデオがないのは見識でしょうか。ワタシ、ここでは飯は食えません。

 「とにかく風呂だ」と思い直して、行ってみるが途中の廊下がなんとなく不気味。湯そのものの質は良好で、大きな浴槽も、露天風呂も少々年季が入っているが、悪くありません。(透明でクセのない湯でした)でも、脱衣場の作りは古すぎるし、年代もののエア・コン(ま、今の季節使っていないが)は、いまの若者はこれがエア・コンであることは理解できないだろう形態でした。

 部屋に戻っても「ここにはなるべくいたくない」という思いが溢れて外出しました。小一時間くらい散歩してみましたが、大きな高級観光旅館はともかく、中小の旅館は既に廃業していたり、そうとうに厳しそうな(ワタシが泊まったところより)環境の宿も有。シャッターを閉めたお店も目に付いて、街全体が衰退している印象。

 新しいマンションもかなりできているが、せっかくの「歴史ある良質の湯」という大きな財産を生かしきれていないようで、残念。道後温泉もお店を閉めていたり、あまりきれいでないホテルもあるが、全体として活気があって明るい印象でした。食材的には湯田温泉は道後に負けないと思うのですが、全体として近代化しきれていません。

 「不況でお客が減る。だから老朽化した施設を改善できない」という悪循環なのでしょうか。でも、このままでは仮に好況となっても二度とお客は戻りません。新幹線小郡駅からは、やや足場が悪いのかもしれませんが、なんとか再度「街おこし」にチャレンジしてほしいもの。

 いつも魚介類ばかりのワタシとしては珍しく、ホルモン焼きで焼酎をガンガン飲んでしまいました。宿では意識を失うように眠る魂胆だったのですが、気分的に寝苦しく、翌日早朝(もう一風呂浴びて)広島へとそうそうに出発。二度とこの宿には泊まりません。現在建設中のスーパーホテルが狙い目かな。それとも、少々遅くなっても広島に泊まるほうがよいかも。(6,500円の宿で文句いうな、と言われそう。2001年5月11日)

 


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