CD/自主CDの終焉


 自主CDはこんなふうに保存オークションでCD処分を開始したのが2006年?当時大小4本あったCD棚(+α)は実質上1本に縮小(2014年後半一旦処分休止中)それでも未だ1,000枚ほど残?その代わりネットよりデータ入手→CDRに焼き込む”自主CD”はぼちぼち1,000枚ほどに至って、かなり処分しても〜オークション送付時に無理矢理オマケにしたり〜その存在を失念したり、求める音源をカンタンに探せなくなったり、ぼちぼち不便に感じるように。安物CDRだから時々”焼き失敗”発生もストレスでした。

 仮に某音源CD10枚分データ入手したとして、1枚自主CD化して拝聴するでしょ?残り9枚分がメンドーなんです。最初のうちは嬉しくてせっせとCD焼いてましたよ、ところが人間どんどん怠惰になって〜もうエエかな、と。音楽を聴くこと自体メンドーになっちゃ意味ないでしょ。

 初期作成分は劣化もそろそろ出てきております。更にネットより入手した音源データがぼちぼちDVD300枚に接近、これが一生聴き切れないほどの物量と自覚いたしました。データはデータのまま聴いたら良いのはわかっていて、既にラトックシステム USB Wireless Audio Adapter REX-Link2Sは2012年11月入手済。これで愛用のコンポ(安物TOPPING デジタルアンプM1/ONKYO D-102EX)に無線で飛ばすんです。ま、youtubeを再生しても同じ、時々ぼちぼち使っていただけ。2年前転居してからは、微妙に機器との相性がよろしくなくて、ノイズが乗ったりして使用機会も減っておりました。これが何故か?ここ最近改善して快調に稼働しております。

 わずか2年前迄それなりの通勤時間、出張も頻繁だったし、常時ポータブルCDプレーヤー携帯、2012年にはiPodも(ようやく)入手しました。先日久々東京出張に持参したら、やっぱり取り扱い便利なもんやなぁ、痛感しましたよ。時代の主流はこちらなんでしょ?iPod対応コンポも導入検討しなくっちゃな。そう考えております。CDプレーヤーはSACD対応とか全然考えていなくて、DVDプレーヤー代用(SONY中古DVP-NS715P 840円入手)寿命の限り使うつもり。

 DVDには4.3gbほどの圧縮ファイルが入っていて、それをそのまま解凍せず閲覧モードから再生すれば、かなり良好な状態で音楽は拝聴可能。CDという形態は音源整理、探しやすいといった価値はあることでしょう。でも、自主CDも含めほとんど”郷愁”だと自覚しております。データを無線で飛ばしても鳴り響いた音楽、感動に寸分の違いもなし。DVDに焼き込んで音源保存というのも”郷愁”なのかも。もとより”所有すること”自身に意味はなくなったんです。それは理屈では(ずっと以前より)わかっておりました。

 NAXOS Music Libraryは月額利用料二千円程(税込)でっせ。Spotify(スポティファイ)というのも日本上陸間近とか。月額千円切れば即決やな。現在残っているCDを全部キレイに処分したら、検討して良いかも。ワタシが日常拝見する音楽関係のブログ、サイトには同世代の方が多く”引退したら真っ赤なアルファ・ロメオ入手!””高級オーディオ買うぞ!”なんて意欲満々。こちら引退迄に(例えばBOOK・OFFに)まるごとCD処分なんて考えてますもの(二束三文だろうけど)。身辺整理ばかり、夢がないなぁ。

written by wabisuke hayashi