Dvora'k チェロ協奏曲ロ短調 作品104(ジョン・ミシェル(vc)
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ネットにて無料ダウンロード.mp3音源 Dvora'k

チェロ協奏曲ロ短調 作品104
(Central Washington U. Orchestra?)

PAGANINI

アリア「こんなに胸騒ぎが」に序奏と変奏曲 作品13

MARTINU

チェロ・ソナタ第3番〜「アンダンテ」

ジョン・ミシェル(vc)/伴奏者録音情報不明

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 究極の名演!決定盤!超優秀録音!とか騒がないのなら、ネットから無料で音源を拾える時代となりました。John Michelはアメリカのチェリストらしくて(来日歴有)、the Shenandoah Bach Festival, Reno Chamber Orchestra, the Wenatchee Symphony, the Yakima Symphony, Tacoma Youth Symphonies〜辺りのオケと協演しているとの記事が読めるけれど、いずれ初耳団体ばかり。アメリカ地方都市にも(当然)オーケストラがあるということですよ。ネットが普及すると、遙か東国の部屋に居ながらにして拝聴可能に・・・凄い時代となりました。

 正直なところ、ま、CDR一枚ムダにする覚悟(数十枚単位でムダ実績既に有)でデータ・ダウンロード→CD焼き込みしたんだけれど、結果けっこう愉しめました。Dvora'kは第3楽章のみ音質が悪い(第1/2楽章は良好)といった不思議な状態だから、各楽章違う演奏会からの編集かも。第1楽章「アレグロ」は、どこのオケかは(指揮者も)知らぬが、伴奏は予想外の好演であります。それなり奥行きもあるし、迫力にも欠けない(弦は少々薄いが)。ソロはゆったりとした余裕にてスケール大きく、テクニックのキレ最高、音色に色気と艶があること驚くばかり。方向としてはロストロポーヴィチに似て、たっぷり雄弁に歌い、弱音の抜き方の妙技にやや(ほんのちょっぴり)及ばない、といったところか。

 第2楽章「アダージョ」の切ない歌にも不足はない。作品旋律としてはこちら、静かな郷愁のほうが好みかも。ホルン重奏も見事に決まっております。チェロ・ソロに絡むフルートは、まるで天空に舞う鳥の声のようであり、その懐かしい効果は絶大。この楽章の完成度は相当なものです。終楽章は(先に言及したように)音質が落ちる、というか、これだけライヴなんでしょうか(ノイズ散見される/針音?みたいなものも)。ソロがオン・マイクで安っぽい音色となり、ちょっぴりミス・タッチもあります。やや前のめりの落ち着かない印象も有。オケは違う団体かも。アンサンブルはラフで響きはかなり薄い感じ。拍手は収録されません。第2楽章まではたいへんなる名演奏也。

 Paganiniの超絶技巧作品は、もともとヴァイオリン作品でしたよね。これがハーモニクス多用して、変幻自在なるテクニックの妙を披瀝して驚くべき効果!ユーモラスであり、アクロバティックであり、会場どよめく(演奏中より)ライヴであります。じつは、この作品もそうなんだけど、次のMARTINUもリンク先で音源を探せなくなっていて(定期的に変わるのか?)作品名に自信がありません。じつはまだ数曲収録していて、作品名そのものがわからない(のが情けない)・・・とても美しく、優雅に歌って、その完成度は協奏曲を上回りました。

(2010年5月21日)


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written by wabisuke hayashi