● To CLASSIC ちょろ聴き

CLASSIC ちょろ聴き(35)


QUADROMANIA 222107-444 4枚組 1,490円のウチ2枚Bach 「ヨハネ受難曲」全曲〜フェルディナンド・グロスマン/ウィーン交響楽団/アカデミー室内合唱団/グルーバー(t)ほか(録音年不明)「クリスマス・オラトリオ」全曲も収録
2004年末から2005年初頭に掛けて購入した「QUADROMANIA」シリーズは、玉石混淆、結論的に”石”が多かった。20世紀のワタシなら喜んでいたが、デフレ時代も極まった21世紀現在では、より安く、音質良好、演奏水準高いものも入手可能。これはVOX原盤(海賊流用とのウワサ有)で、LP時代から安価に名曲を普及してきた音源だけれど、歴史的役割は終わったでしょう。

 音質はガマンするにしても、合唱の粗っぽさ、絶叫は聴くに耐えず、ピッチの悪さは合唱のみならず、オケにも感じられて少々気分悪くなります。なんかトンデモ勘違い時代の朗々たるスタイルはともかく、これを初心者はもちろんマニアにもお薦めするわけにはいきません。
 ディジタル時代の古楽系の立派で優秀な録音も格安で手に入るし、アナログ時代の穏健派演奏(例えばヴェルナー盤)だって@500くらいでしょう。残念!でも、名曲は名曲。(2005年3月12日)

ARTENOVA 74321 63641 2 @400Ravel バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲〜ギーレン/南西ドイツ放響/ダウス/ヨーロッパ合唱アカデミー(1997年)
「全曲で1トラックしかない」という困ったちゃんCDでして、つまり「摘み聴き」は許されない。集中力や繊細さ、緻密さに欠けることはないが、ほんわかメルヘンとか鮮やかな色彩は求められません。かなり冷たい鋭い、カタい〜アンセルメ(1957年)などとは質的に異なる、かなり非情な味わいでした。これもRavel 表現のひとつの方向でして、そう違和感はありません。録音も優秀。 (2005年3月12日)

【♪ KechiKechi Classics ♪】

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written by wabisuke hayashi