To CLASSIC ちょろ聴き
CLASSIC ちょろ聴き(10)
Bartok「管弦楽のための協奏曲」「弦、打楽器・チェレスタのための音楽」ショルティ/ロンドン交響楽団 1963/65年録音
これがワタシのBartok初体験か?(それともラジオで聴いた2台ピアノ・打楽器ソナタか?)LPでは「舞踏組曲」がカップリングだったので、「弦打チェレ」は初耳。モントゥー時代とは思えぬ抑制され、色気のないLSOの音色に少々驚き。アンサンブルの集中力、厳しい表情は「これぞBartok」といった強面で、ワタシのイメージを形作った貴重な録音。いまなら、もっと余裕を持った表情を望みたいが、ともかく一流の演奏でしょ。DECCA録音は文句なし。(2002年7月20日)
R.Strauss 歌劇「ばらの騎士」(抜粋)カラヤン/ウィーン・フィルハーモニー 1982/84年録音
恥ずかしながら、この曲オペラ初体験。馴染みの管弦楽曲の旋律満載で、これウィンナ・ワルツじゃないですか。なんか、とてつもなく上質のクリームを味わっているような上品かつ激甘、しかも、とことんエッチな世界に浸っているようなマッタリとした快感有。比較が出来んので「これでいいの?」と疑問さえ出ない。とにかく気持ちが良くて、悪の道にハマりそうな恐るべき着飾った美しさに、身もココロも震える超・魅力的な演奏。健全なる青少年にはお勧めできない(学業の妨げに)。(2002年7月14日)
【♪ KechiKechi Classics ♪】
●愉しく、とことん味わって音楽を●
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