岡山交響楽団第29回定期演奏会1999年5月23日(日)PM2:30〜岡山シンフォニー・ホール
スッペ 喜歌劇「美しいガラテア」序曲 杉本 賢志/岡山交響楽団 前売りでも当日券でも1,500円。良心的。こうでなくちゃ。 演奏会の前日に、ポスターで見かけて駆けつけた演奏会。1983年に結成されたアマチュア・オーケストラとのこと。指揮の杉本さんはもともと団員で(ホルン)、本職は別にあるのかな?岡山大学のご出身だそう。女性の団員が多いのは予想通りで、コントラバスみたいな大きな楽器でも8人中5人が女性。コン・マスも女性です。(コンサート・ミストレル、って云うんでしょ?) 岡山シンフォニー・ホールの中に入るのは始めて。本格的で、音響も良く計算されたコンサート・ホールだと思いました。4階のそうとう高いところまで席があって、ステージのほぼ真横上までせり出しています。(試しに上ってみたけれど怖い)もちろん、ピカピカの新しい会場。お客の入りは6割程度。
まず、選曲がいいじゃないですか。大衆に媚びすぎず、難解に過ぎず、ちょうど良い興味の範疇。滅多にコンサートに行かなかった私には、もちろんこの曲ナマ初体験。前半2曲までは、1階席中央辺りの一番良い席とおぼしきところで聴きました。
「ハーリ・ヤーノシュ」は、ピアノやたくさんの打楽器が活躍する楽しい曲です。 どうも弦が響かないのは席のせいかなと思って、ブラームスでは一番高い席のど真ん中に移ってみました。
当たり前の話しですが、ブラームスの交響曲って2管編成でわりと少人数なんですね。「ハーリ・ヤーノシュ」より人数が減っている。 本格的な楽器編成で、立派な水準に驚きました。次回定期演奏家は、記念すべき第30回とのことで楽しみです。もっと応援して、お客さんを増やさなくちゃ。
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