オーケストラ・ソノリテ 第24回定期演奏会(2013年2月11日(月)尼崎市アルカイックホール)R.Wagner 舞台神聖祭典劇「パルジファル」前奏曲 I. Stravinsky ディヴェルティメント「妖精の口づけ」 J.Sibelius 交響曲第1番ホ短調 作品39 アンコール;抒情的なワルツ 金丸 克己/オーケストラ・ソノリテ 2013年2月11日(月)尼崎市アルカイックホール14:00開演 転勤転居迄あと一か月少々。地元(初耳)アマオケ、地元の演奏会場に足を運ぶのも意味あることでしょう。しかも、ありきたりではない意欲的演目。もうお別れということで音楽ネット友人3人集って(前回も同じメンバーであった)しっかり拝聴させていただきました。 前半2曲はまだエンジンは温まっていない感じ、「パルジファル」前奏曲も「妖精の口づけ」もフツウ演目に上がらんでしょう、ましてやアマチュアで。前者は速めのテンポにてさっぱり、後者は生で拝聴できたというだけで貴重な、新古典主義、淡々として感情の起伏が少ない、アルカイックな作品。ワタシはけっこう好きなんだけど、同行者はぜんぜんツボじゃなかったみたいです。 休憩後のSibelius が凄い。颯爽と速いテンポ、弦も管も打楽器も情熱的に、ノリノリ、よう鳴って迫力充分に爆発いたします。弦は左からヴァイオリンT/ヴァイオリンU/チェロ/コントラバス/ヴィオラという変則的な並び方、コンミスもコントラバス・トップもカラダを揺らせて躍動します。金管もさほどに人数多くないのに、素晴らしい鳴りっぷり。このホールはエエ音やなぁ、ティンパニも低音がよう響きます。 けっこう上手いっすよ、ほとんどミスらしいミスなし、ということより、この作品に対する情愛情熱をしっかり受け止めました。アンコールは会場外に貼り出しておりました。可憐な旋律に記憶なし、棚中よりCD探してみましょう。 (2013年2月11日)
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