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保科アカデミー室内管弦楽団
"アンサンブル・ハルモニア"第10回定期演奏会


2007年2月21日(日)PM2:00〜倉敷市芸文館ホールにて
光栄にもご招待いただきました。

Prokofiev

交響曲第1番ニ長調「古典」

保科洋

「舞」〜ソロ・ホルンと管弦楽のための(初演)
杉本賢志(hr)

秋山隆 指揮

Mendelssohn

交響曲第3番イ短調「スコットランド」

(アンコール)
保科洋/管弦楽のための「懐想譜」

保科洋 指揮

保科アカデミー室内管弦楽団"アンサンブル・ハルモニア"

 記録を確認すると前回演奏会をサボってますね。たしか、出張日程と重なってしまったはず。今回もちゃんと秋山さんの奥様よりご招待をいただき、児島の体操服屋の旦那と同行いたしました。このアマオケは滅茶苦茶上手いんですよ。会場も小振りで、深い残響にアンサンブルの曖昧さを誤魔化すこともできない、各パートはよ〜く聞こえます。

 「古典交響曲」は一見シンプル(編成は2管編成)だけれど、細部凝りに凝った味わいある作品であります。対向配置(第2ヴァイオリンは右、コントラバスは左奥)で複雑なパートの絡み/掛け合いを楽しめます。もしかして、この作品はオケの技量がモロに出るのかも。とても引き締まって、細部迄ていねいに描き込んおり、リズムもノリノリでありました。

 次いで杉本さん登場(岡山交響楽団指揮者/先年風邪で寝込んだときには、メールでお見舞いをいただき感謝)。豪快で鮮やかなるホルン全面活躍(お見事)の作品であり、「NHK大河ドラマ」のテーマ音楽、乃至、黒澤監督入魂の時代劇映画にぴたり!的雄壮なる作品であります。保科さんの作品は、わかりやすく穏健でひたすら美しい。

 休憩後、お師匠さま・保科先生登場!ワタシにとって「スコットランド」は少々苦手作品だけれど、こうしてナマ体験して克服していくんだろうな。約45分ほど、緩急緩急の4楽章が途切れなく演奏されます。この作品、曲想が素直だし、各パートの旋律受け渡しが明快でとてもわかりやすい。ヴィオラから始まる弦(とくに中低音)の充実していること、ホルンの圧巻の鳴りっぷり(終楽章のコラール風旋律の荘厳なこと!)も存分に楽しめました。長さを感じさせない。時に暗鬱なる旋律はあるが、苦渋晦渋なテイストはどこにもありません。

 メンバーの皆さん、若いですね。別嬪コンミス鷲野さん(持田香織似)のご尊顔も久々拝見して幸せでした。

 アンコールの作品名の発表はなかったが、管弦楽のための「懐想譜」でしょう。まるで穏健静謐なるDeliusの味わいを彷彿させる名曲でありました。2007年ナマ演奏聴き初めは快調であります。


【♪ KechiKechi Classics ♪】

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written by wabisuke hayashi