アンサンブル早島第5回定期演奏会2004年11月14日(日)PM2:00〜早島町町民総合会館「ゆるびの舎」にて
Pachelbel カノン (ここまでヴィオラの方が指揮、初心者チームか)
Bizet 「メヌエット」 宮武 恭子(fl) Beethoven
エグモント序曲 作品84 江島 幹雄/アンサンブル早島(弦楽器以外は賛助) 入場料500円(ご招待券いただきました) いつも同行の士からご招待を受けて、ロビーで待ち合わせていたら、サロン・コンサートやってました。ヴァイオリン2台、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの5人は講師陣かな?ヴィオラは江島さんでした。Bach 、CACCINIなど馴染みの癒し旋律がロビーに響いて至福です。前回もそうだったが、町民こぞって応援!という感じで「ゆるびの舎(や)」は満員です。油断すると座れない。 演奏会始まりました。おそらく初心者チームか。「パッヘルベルのカノン」「主よ〜」とか、第1回演奏会で聴いたようなレパートリーで、技術的にも微笑ましい水準。初めて楽器をさわった、という人もいるらしくて、2曲終わったところで(舞台替えの最中)男性女性ひとりずつにインタービューしてました。「三年目です」「チェロの音色が好きで始めたけど、チェロの音にならないんです」〜このアンサンブルの母胎は早島町中央公民館の「弦楽アンサンブル教室」だったそうです。「演奏する楽しみ」が溢れます。 岡山フィルのメンバーである宮武さんは、青いドレスが素敵ですね。弦楽メンバーは一軍+講師陣に交代。ロビーコンサート、先の2曲も含め、ぼんやり暖かい気持ちで聴ける作品ばかり。童謡は変奏が続いて、並の名曲よりずっと楽しい。いやさすがに経験者チーム(と勝手に類推)の腕は上場でした。 15分の休憩を挟んで、管楽器/打楽器の賛助を得てBeethoven となります。コントラバスだけで6名、これはもう室内管弦楽団とは言い難い編成となっていて、豊かな弦の響き(ヴィオラなどの内声部もしっかり)、管楽器、打楽器も会場が狭いだけに迫力充分。 エグモント序曲にはトロンボーンを欠くが、その迫力〜豊かな響き、オーソドックスな表現。交響曲は昨今の古楽器系切れ味鋭いリズムじゃないが、第1楽章、終楽章とも繰り返しをちゃんとして下さったし、打楽器とトランペットが刻むアクセントは強烈です。ホルンの豊かな響きにも感動しました。「運命」はナマで聴かなくっちゃ。 アンコールは毎回恒例「ラデツキー行進曲」。会場の暖かい手拍子がも慣れたもの。町民が支える、癒し系演奏会ですな。「ふるさと」全員合唱で終了するのもいつものことだけれど、オーボエのオブリガートも素敵でジ〜ンときました。(2004年11月14日) 【♪ KechiKechi Classics ♪】●愉しく、とことん味わって音楽を●▲To Top Page.▲ |